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イオン トフォレーシス
手のひらや足の裏の多汗症に 電気を流す治療(保険適用あり)
手足の多汗症治療の選択肢として、当院ではイオントフォレーシスという電気を用いた治療法を導入しています。
多汗症の部位(手のひらや足の裏)を水道水にひたし、そこに弱い電流を流すことで、水素イオンを発生させます。
発生した水素イオンが汗の出口に影響し、発汗を抑制すると考えられています。
欧米では一般的な治療で、日本でも日本皮膚科学会のガイドラインで手のひらや足の裏の多汗症への治療が勧められています。(推奨度B)
完治を目的とした治療ではなく、継続的に通院いただくことで効果を持続させることが前提の治療です。
治療の流れ
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診察を受けていただき、治療する部位と時間を決定します。
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治療する部位を水道水にひたし、電流を流します。
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電流の強さを調節しながら必要な時間だけ通電を続けます。通常は10分程度です。
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始めのうちは週1~2回程度通院いただき、効果が出始めたら徐々に頻度を減らしていきます。
治療を受けられない方
以下に該当する方は治療を受けることができません。
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ペースメーカーを装着している方
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心臓に障害のある方
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妊娠の可能性のある方
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水にひたす部位に発疹や傷のある方
副作用
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施術中はピリピリとした感覚を伴いますが、強い痛みではありません。
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まれに施術後にもピリピリとした痛みが続くことや、赤み、水疱といった電気熱傷による症状が発生することがあります。いずれも軽いものなので、治療を中断すると徐々に症状は治まります。
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